2009年はうるう秒実施の年ということで、普段より1日が1秒長くなるとのこと。
うるう秒の調整は、原子時計をもとに定められている時刻と、地球の自転・公転に基づく天文時との間にずれが生じるため、ずれが0.9秒以上にならないようにする目的で行われるもの。
前回は2006年1月1日に行われており、3年ぶりの実施と言うこと。うるう秒の調整自体は1972年7月1日に初めて実施、その後は不定期で来年が24回目だそう。うるう年のように4年に1回と決まっていないあたりがおもしろいですね。今回は2008年1月1日午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「午前8時59分60秒」を挿入することで調整されます。
気になるNTTの時報サービス(117)ですが、
NTT東日本・NTT西日本の時報サービス(電話番号117)は過去、正の閏秒の調整には、秒音追加ではなく秒音間隔を伸ばすことで対応している。すなわち、「午前 8時58分20秒」の秒音の後、「午前 9時」の秒音まで、秒音間隔を通常より 1 / 100秒長い 101 / 100秒にし、秒音 100回で 101秒となるようにしている。 「午前 8時58分21秒」の秒音から「午前 8時59分59秒」の秒音までの99回に限って、日本標準時(JST) と符合しないことになる。
via 閏秒 – Wikipedia
「8時59分60秒をお知らせします」とは言わないんですね。電波時計やNTPサーバを介したPCでの時刻同期も特に問題なく行われるみたいです。