Parallelsは現地時間の21日、macOS用仮想化ソフト「Parallels Desktop 14」をリリースしました。ニュースリリースも出ています。
Version 14 has over 50 new features, including performance improvements, graphics improvements, and support for new technologies. Plus, it saves up to 20 GB of virtual machine storage space, starts four times faster, and is ready for macOS® Mojave.
via What’s New in Parallels Desktop 14 for Mac
バージョン14では、最新のmacOS「Mojave」に対応したほか50個以上の新機能を追加した製品になっています。
さらに、次の点が改良されているとのこと。
- Windows とアプリケーションの起動が最大 35% 高速化
- AVX512 サポートで 2 倍のパフォーマンス向上
- APFS 形式のディスクのサスペンドが最大 30% 高速化
- Parallels Desktop の起動が最大 80% 高速化
- Parallels Desktop 14 の スナップショットのディスク領域を最大 15% 削減
- これまでで最軽量、最高速の Parallels Desktop をリリース
目玉となるのはやはり起動の高速化でしょうか。私のiMac ProはログインしてからParallels Desktopが起動するまで、約30秒かかります。さらに、そこからアプリケーションを起動するとDock上でバウンスが約30秒ほど続いています。トータルで約1分。35%高速になったということは、おおよそ40秒でWindowsアプリケーションが立ち上がると算出できます。
さらにディスク容量も削減できるとのこと。MacBookでParallels Desktopを使用している方は、もうSSDの残量を気にせず利用できるようになりそうです。
Parallels Desktop 14 for Macはオンラインストアで販売を開始しています。また、サブスクリプション形式のPro Editionを持っている方は無料でアップグレードが可能です。