今年の年末まとめエントリーでも触れた液晶テレビ「REGZA」。購入直後に執筆したREGZA 47Z8000レビューでは「大きすぎてPCディスプレイとしての常用は無理」としていましたが、年末のまとめエントリーを執筆するまでの期間、あれこれ設定をいじっていった結果、常用できるレベルになりました。
その設定をメモがわりにエントリーしてみます。
大きさ以外に常用できない理由は以下の2つがありました。
反応速度が遅い
PCディスプレイと違って、あくまでも液晶テレビであるため、マウスを上下左右に動かしたときの反応がワンテンポ遅れています。
REGZAだけをディスプレイとして利用するならば気がつかなかったかもしれませんが、今回は「PCディスプレイ2台をデュアルディスプレイとして利用している環境にREGZAを追加」したため、他のディスプレイと比べて明らかにREGZA上のカーソルの動きが遅く感じられていました。
ディスプレイの明るさが自動調整される
REGZAには省エネ目的のせいか、ディスプレイ一面が真っ黒(暗転など)な映像になると自動的にバックライトも暗くなる機能がついています。これがPCと相性が悪い。
常に映像が流れている放送とは違い、PCでは背景が暗いWebページや、ゲームのロード画面での暗転など、画面の一部または全体が暗くなることがしょっちゅうあります。
その度にバックライトが明るくなったり暗くなったりするので、文字が読みづらくなったり、目がちかちかしたりと、とても常用できるものではありませんでした。
以上の2点と、「そもそも47型が大きすぎる」という理由から常用を諦めてきていましたが、先に挙げた理由は解消できました。それは次の設定変更により、実現できました。
映像設定の映像メニューを「PCファイン」、明るさセンサーを「オフ」に
まずは設定メニューの映像設定から…
映像メニューを「PCファイン」にします。
次に、明るさセンサーを「オフ」にします。これにより、周囲の明るさに応じて画面の明るさを自動調整せず、常に一定の明るさで表示されるようになります。
詳細設定でヒストグラムバックライト制御を「オフ」に、Wスキャン倍速を「オン」に
次に「映像調整」メニューに入ります。
「映像調整」の中の「詳細調整」に入ります。
詳細設定の「ヒストグラムバックライト制御を「オフ」にします。これにより、REGZA内に映り込んだ画像を解析して自動的に明るさ調整を行う機能がオフになります。
最後のその下のWスキャン倍速を「オン」にします。これにより、応答速度が2倍になり、マウスカーソルの動きに対して即、応答が返ってくるようになります。
テレビを視聴する分には初期設定で十分キレイですが、PCディスプレイとして利用するには以上のような設定変更をしないと私の場合は快適に使えませんでした。
常用できない最後の理由「大きすぎる」点については、慣れが解決してくれましたとさ。
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