最近VMwareなど、メモリを大量に消費するアプリケーション利用中によくメモリが不足するなぁと思い、デスクトップにこのようなメモリ使用状況をリアルタイムに表示するシステムを導入してみました[1]。
メモリ使用量が多いアプリケーション別にソートしてみると、3番目に「nvSCPAPISvr」という見慣れないアプリケーションが。総メモリの5%も使用しています。何だろうと思い、検索してみるとすぐに見つかりました。正体は「NVIDIAドライバに付属の機能制御アプリケーション」。
先日、ビデオカードを増設した際にNVIDIAドライバを181.22から190.38にアップデートした際に導入された「ステレオスコピック 3D」の制御アプリケーションのようです。
「ステレオスコピック 3D」は奥行き感のあるコンテンツを擬似的に3D表示にしてくれる機能。PC用ゲームのいくつかとも互換性があり、迫力あるゲーム映像を楽しむためにも使われるんだとか。
ただ、この画像にあるとおり、私はこの機能の存在を今日まで知りませんでしたし、そもそも機能自体が無効に設定されています。まったく使用していなくとも310MBも消費しており、記事を書いている今現在も346MBと絶えず増え続けています。
海外の掲示板の書き込みを見てみると700MB以上メモリを食い尽くす例もあるようです。ディスプレイドライバとしてはちょっと重すぎませんかねNVIDIAさん。せめて機能を無効にしているときはメモリの消費量を抑えて貰いたいものです。
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