さらばMS UI Gothic(他いろいろ)、おかえりMeiryoKe

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この記事ではレジストリの修正を行います。OSが起動しなくなる可能性がありますので、レジストリの変更は自己責任において実行して下さい。

レジストリ編集を行うことによって発生する副作用についてはMS UI GothicをMeiryoに置き換えることによって発生する副作用をご覧下さい。

XPを使っていた頃はMac OS Xのヒラギノフォントにあこがれ、やがてVistaが出てきてからはメイリオにあこがれ…と、見やすく美しいフォントを探してきたのですが、ここ1年はメイリオの幅を調整したMeiryoKeに落ち着いています。

システムフォントの変更は、XPではレジストリをいじってちょちょっとできたのですが、1年経つと忘れてしまうので自分用メモも兼ねて、レジストリ編集箇所をエントリーしておきます。実行したOSはWindows Vista Business 64bit Edition SP1です。

必要なフォントファイルはmeiryoKeGothic.ttc。Vistaユーザーなら最初から入っているmeiryo.ttcと、Web上に公開されているmeiryoKe_gen_5.00rev1.exeという実行ファイルがあれば作り出すことが出来ます。(この実行ファイルは入手先がちょこちょこ変わるのですが、検索すればすぐ見つかるかと)

変更箇所は次のとおり。

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows NT¥CurrentVersion¥FontSubstitutes

regedit

値 "MS Shell Dlg" にある値のデータを、 "MS UI Gothic" から "MeiryoKe_UIGothic,128" に。
新規文字列値 "MS UI Gothic,128" を作成、値のデータは "MeiryoKe_UIGothic,128" に。
新規文字列値 "MS ゴシック,128" (フォント名全角)を作成、値のデータは "MeiryoKe_Gothic,128" に。
新規文字列値 "MS Pゴシック,128" (フォント名全角)を作成、値のデータは "MeiryoKe_PGothic,128" に。
新規文字列値 "MS Gothic,128" を作成、値のデータは "MeiryoKe_Gothic,128" に。
新規文字列値 "MS PGothic,128" を作成、値のデータは "MeiryoKe_PGothic,128" に。

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows NT¥CurrentVersion¥FontLink¥SystemLink

regedit

値 "Lucida Sans Unicode" の値のデータ1行目を、 "meiryoKeGothic.ttc,MeiryoKe_UIGothic" に。以下同様に、
値 "Microsoft Sans Serif" の値のデータ1行目を、 "meiryoKeGothic.ttc,MeiryoKe_UIGothic" に。
値 "Tahoma" の値のデータ1行目を、 "meiryoKeGothic.ttc,MeiryoKe_UIGothic" に。
(スクリーンショットは "meiryoKeGothic_0.ttc" となっていますが、環境によって適宜書き換えて下さい。)

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows NT¥CurrentVersion¥GRE_Initialize

regedit

値 "GUIFont.Facename" の値のデータを、 "MS UI Gothic" から"Tahoma" に変更。

以上を変更したら再起動すればOK。

レジストリ変更前

一番わかりやすい例でいうと、タスク マネージャではないでしょうか。メイリオが使われていたのはメニューバーのみでしたが、レジストリを変更すると…

レジストリ変更後

ご覧のようにすべてのフォントがMeiryoKeに置き換わります。一番うれしいのはiTunesのフォントがこれで統一されること。(Windows版iTunesは英字とそれ以外でフォントサイズが異なり、統一されていない)

XPと同様の箇所を編集するだけで、VistaもMeiryoKeに統一することが出来ました。これをもってXPからのデータ・環境移行が完了したことになります。(当初は週末までに終わらせると言っておきながら、結局、移行には1週間掛かってしまいました)

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