昨年の6月あたりからFirefoxのスタートページにiGoogleを指定しているのだが、これとアドオンのGmail Managerの相性がどうも良くない。
Gmail Managerは複数のGmailアカウントを巡回し、新着メールをチェックしてくれるアドオン。これには「Firefox起動時に自動ログインする」設定があるのだが、これをオンにするとiGoogleがログアウトされた状態で表示されてしまう。詳しくは検証していないのだが、
- Firefox 起動
- Gmail ManagerがアカウントA(メインアカウント/iGoogleもこのアカウントを利用)にログイン
- アカウントAの新着メール情報を取得
- 取得終了。Gmail ManagerがアカウントAからログアウト
- FirefoxがスタートページiGoogleをロード
- Gmail ManagerがアカウントB(サブアカウント)にログイン
- アカウントBの新着メール情報を取得
- 取得終了。Gmail ManagerがアカウントBからログアウト
- iGoogleを利用するにはログインして下さい画面が表示され、Firefox起動完了
おそらくこんな感じでプロセスが進んでいるのだと思う。Googleにログインしていない状態でスタートページのロードが始まってしまうため、結果的に、起動が終わった時点で2つのアカウントのメールチェックは終わっているが、iGoogleは表示されないという現象が起きてしまう。
起動時にGmail Managerがアカウントのメールチェックを行わないようにする(もしくはアカウントAのみ行う)ようにすれば、問題は解決するのだが、Firefox 2の時はこの設定のまま、何の問題もなく利用できていたのでなんだか悔しい。
起動が速くなったと言われるFirefox 3(実際体感でも早くなっている)だが、こうした起動時にアドオンの挙動とFirefoxのWebページのロードが衝突してしまうのは何とかならないもんだろうか。