MacにはiPhoneの写真管理をするソフト「iPhoto」があらかじめ付属していますが、Windowsにはそういったソフトはありません。そこで、Windowsでも写真を管理するためのソフト「CopyTrans Photo」をご紹介します。
CopyTransは、WindowsやMacからもiOSデバイスを管理しやすくするためのソフトウェアシリーズの総称で、当サイトでも以前、iTunesライブラリをWindowsからMacに引っ越しできる「CopyTrans TuneSwift」やiOSアプリを管理できるようになった「CopyTrans Manager」を取り上げています。
CopyTrans Photoとは
CopyTrans PhotoはiOSデバイス管理の中でも、写真管理に特化したシェアウェアです。主な特徴は次の通り。
- iPad・iPhoneとPC間で写真やアルバムを転送
- iPhone&iPadのフォトアルバムを管理
- iPhoneやiPadの写真をパソコンにバックアップ
通常、WindowsからiOSデバイスに写真を転送するにはiTunesが必要ですが、CopyTrans Photoを使えばiTunesなしで写真の転送が可能になります。また、iOSデバイスからWindowsへデータをバックアップすることも可能となっています。
iOS4まではiTunesなしでカメラロールにアクセス可能
実はiOS4まではiTunesが入っていないPCにiOSデバイスをつなぐと自動的にマイコンピュータ内に認識され、そこからカメラロールにアクセスが可能でした。ただし、出来ることは読み取りのみ。書き込みやアルバムの作成はできません。
iOS5以降はWindows単体で写真フォルダへのアクセス機能がサポートされなくなり、iTunesのインストールが必須になっています。
CopyTrans Photoの機能
一方、CopyTrans PhotoはiTunesのインストールは不要となっています[1]
CopyTrans PhotoではiOS側、Windows側の2ペイン構成(設定で変更可能)になっており、サムネイル付で表示されます。必要な写真を選んで転送するもよし、フォルダごとまとめて転送するもよし。
iOSデバイス内の画像をまとめて転送したいときはフルバックアップボタンを押せばOK。転送先のフォルダをしていすれば、あとは自動的に取り込みが行われます。
個人的におもしろいなと思ったのが「スライドショー」機能。iOS内の画像を「PCに取り込まずに」直接スライドショーさせることが可能です。
「相手のPCに取り込むまでもないけれど、大画面で写真を見せてあげたい」
そんな時にはCopyTrans Photoのスライドショー機能が大いに活躍するのではないでしょうか。
CopyTrans Photoのダウンロード先はiPhone内の写真をPCへ転送。iPadフォトを快適にブラウズから。価格は本日まで100円、2014年1月14日以降は2,680円となっています。
- ただし、専用ドライバをCopyTrans Drivers Installerからダウンロードしてインストールする必要があります。 [back]