最近、Friioで録画したファイルは即、H.264に変換する作業が続いていますが、本来TSはデジタル放送をそのまま記録しているもの。無変換でテレビで楽しむというのもありだなと思い、いくつか方法を検討しています。
今のところ、Friioで録画したTSファイルをテレビで楽しむには以下の手段が一般的のようです。
- TOSHIBAの液晶テレビREGZAの「DLNA/DTCP-IP」機能を使ってPCに保存されたTSファイルをダイレクトに再生する。
- BuffaloのLinkTheaterを使ってHDMI接続し、テレビで楽しむ。
- PLAYSTATION3でTSファイルを再生する
このうち、もっとも簡単なのはやっぱりREGZAのDLNAを使うこと。他の2つの方法はTSファイルをそのまま再生できるわけではなく、一部パケットを削ったり、ソフトを通さないと認識してくれないようです。
ただ、REGZAのZシリーズは一番安い37ZV500でも価格.comで13万円以上しますし、37型が一番小さいモデルというのも、ちょっと大きすぎます。TSファイルを見たいだけにこれだけの出費は痛い。
そのほか、
- テレビにPC入力端子があるなら、外部ディスプレイとしてPCを接続
- TVコンバータを使い、PC画面をテレビに出力する
がありますが、これだとアナログ接続になり、本来の画質で再生できません。また、デスクトップパソコンをテレビのそばまで移動させるのに一手間かかります。
私が今のところ実践しているのは、GigaPocketのTV出力機能を使うこと。VAIOユーザ限定、かつ最大解像度は720×480のアナログ接続になりますが、GigaPocketがインストールされているデスクトップVAIOには、映像出力と音声出力の端子がさせるようになっています。そこを利用して動画ファイルをテレビに映し出しているのですが、問題点が一つ。ビットレートが高すぎて、処理が追いつかず、コマ落ちしてしまいます。
地デジのビットレートが16Mbps前後、BSデジタルともなると20Mbpsを軽く超えてしまうため、開始5秒くらいから映像がかくつきはじめ、30秒も再生すれば音声も細切れに。リアルタイムにビットレートを落とすフィルタとかがあればTSファイルをいじらずに直接TVに出力できるのに・・・・
高画質はうれしいけど、もうちょっと扱いやすいファイルになって欲しいなぁ。
ちなみに、テレビにH.264変換した動画を出力した場合、コマ落ちは無し。というか、普通にキレイなのでiPod touch兼テレビ再生用としてもH.264大活躍。やっぱりTSファイルはH.264に変換するのがうちでは一番コストが掛からないみたい。(映像ケーブルは10mのやつが家にあったので、TVで見るにもiPod touchで見るのも出費は0円でした。)
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