© 柏原麻実/講談社・蒼栄高校天文部
テレ玉だけ放送開始日が7月7日の七夕ではなかったアニメ「宙のまにまに」。先日の第01話レビューではSDアプコンとお伝えしましたが、実際には「テレ玉だけHDではなかった」ようです。YouTubeで見つけた「TOKYO MX」と「テレビ愛知」のオープニング映像をもとに、比較してみたいと思います。
まずは冒頭のタイトルクレジット。
宙のふりがな「そら」付近を拡大。映像ソースは左がTOKYO MX、右がテレ玉となっています。この時点でテレ玉のぼけ具合がわかるかと思います。
冒頭の原作テロップ付近を拡大。映像ソースは先ほど同様、左がTOKYO MX、右がテレ玉。テレ玉は文字を拡大するとにじんで「原作 連載」と書いてあることすら判別が難しい状態。
オープニング30秒付近を等倍で。映像ソースは先ほど同様、左がTOKYO MX、右がテレ玉。色合いもかなり異なっていることが分かります。テレ玉はあごの付近を中心に、全体的に輪郭がぼけぼけ。
オープニング56秒付近。映像ソースは先ほど同様、左がTOKYO MX、右がテレ玉。テロップの汚さは等倍で比較しても一目瞭然。
興味深いのはこのシーンのテレビ愛知版。道路交通法がらみの規制により、公道ではなく雲の上を走る映像に差し替わっています。
宙のまにまにはキー局が「AT-X」、放送局が放送日時が早い順に「AT-X」「チバテレビ」「テレビ愛知」「TOKYO MX」「サンテレビ」「テレ玉」となっています。
AT-XはCS局ということもありSDアプコンでの放送となっているようですが、他局がすべてHDであることから、テレ玉はAT-Xを映像ソースに使用していると言っても良さそうです。
Blu-rayでの発売予定が無いだけに、テレ玉しか入らない我が家では、泣く泣くSDアプコン画質で継続視聴することになってしまいました。
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