ソニーが世界に先駆けて販売してきたハードがまた一つ、幕を下ろそうとしています。
ソニーは23日、1981年から販売してきた3.5型フロッピーディスクの販売を2011年3月末に終了すると発表しました。お知らせも出ています。国内販売は1983年からでしたので、28年の歴史に幕を下ろすことになります。
2011年3月末までに販売が終了するのは次の6製品。
- 3MF2HDQB
- 3MF2HDQDVB
- 3MF2HDQDVX
- 10MF2HDQDVB
- 10MF2HDQDVX
- 12MF2HDQDVX
フロッピーディスクは2009年に日立マクセルと三菱化学メディアが生産を終了して以降、ソニーだけが生産を続けてきましたが、需要の低下もあり、今回の決断を下したものと思われます。今でも一部では需要があるだけに残念という気持ちもありますが、やはり時代の流れというのもあるんでしょうねぇ。
私のCore i7自作パソコンにもミツミ電機製のフロッピーディスクドライブがついていますが、これはDSP版のWindows Vista Businessを買ったときに付属してきたもの。OSとの同時使用が義務となっていることから装着はしていますが、実際のところ利用頻度は年に数回あるかないか。しかし「無いと困る」位置づけにあることに代わりはなく、今のうちに補充をしておこうかと思っています。