仙台市は27日、「(仮称)仙台IC乗車券推進協議会」を発足し、ICカード乗車券の導入について具体的な検討を開始しました。協議会のメンバーは仙台市交通局、都市整備局、宮城交通の担当者らで構成されているとのこと。
現時点では、まず13年度に自動改札機の更新期を迎える地下鉄南北線に導入し、15年度に市バスと同年開業する地下鉄東西線に導入する構想だ。今年度内にカードで利用できるサービスの内容や、コンピューターシステムなどについて概要をまとめる。
政令指定都市の中では仙台市のみ、ICカード乗車券を導入できておらず、最大のシェアを誇るSuicaも、仙台市内ではJR各線の改札と一部店舗でのみ利用されているといった状況にとどまっています。
今後検討されるICカード乗車券はそういったSuicaとも互換性を持たせる方向で検討が進められており、ようやく仙台市内の主要交通機関である地下鉄・バスもタッチ&ゴーで利用できる見込みが立ちました。首都圏ではバス会社、私鉄会社問わず当たり前のようにSuicaで利用できることを考えると、導入の検討に入ったのは遅すぎるくらいですね。
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