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Twitterでも「神回」と話題になっていたNHK「きょうの料理」の平野レミさん出演の回。2010年11月16日の初回放送分を見逃してしまった為、翌週のBS2の再放送まで首を長くして待っていました。先日ようやく放送されたので改めてまとめてみます。
なお、黒背景に黄色い文字で表示されているのは「平野レミさんの発言内容」の字幕であり、白文字で表示されているのは妖精こと天の声をつとめる「後藤繁榮アナの発言内容」の字幕です。字幕表示無しでも十分楽しめましたが、この番組、字幕表示をオンにすると楽しさが倍増すると思います。
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冒頭のあいさつからいきなり早口で何かをまくし立てるレミさん。
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ここで、ルールをおさらい。「実況!20分で晩ごはん」は20分間という時間制限のもとで、実況しながら料理を行う番組となっています。つまり、時間短縮の為に事前に作り置きをしない、生番組の中の生番組となっています。
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後藤アナに今の心境を聞かれたレミさん、「キッチンは戦場ですから 今日きっと調理台は滅茶苦茶になってぐちゃぐちゃになると思います」と発言。いきなり波乱の予感です。
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調理前の料理の紹介の時点でテンションが最高潮に達しており、「さつまいモンブラン」を「サプライ・・・」と言い間違えるほど。
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そしてタイマーを準備。「心臓悪くしますよね。」と言っていますが、この発言が後ほど現実のものとなります。
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そしてタイマースタート。
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スタートとともにダッシュを始めるレミさん。調理開始の第一声が「ほら来た!よし何だっけ?」
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最初はにんにくの皮むき。いきなりボウルの底でにんにくをたたき割る荒技に出ます。
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後藤アナの「にんにくは2かけ使います」の発言が笑いをこらえているように聞こえたのは私だけでしょうか。しかしそこはアナウンサー。しっかりと解説を挟みます。
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皮をむいたにんにく2かけをようじで留め、なべに入れます。
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続いてかぶをスライサーでスライス。あまりの手さばきの速さに手の皮を切ってしまうのではないかと「心臓に悪い」光景を見せつけられます。しかしそこは料理愛好家のレミさん。早口でまくし立てつつも、手の方はしっかり調理を進めています。
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皮の付いたままかぶをスライスする理由は「どうせこれずるずるになってグチャグチャになっちゃいますから」とのこと。スライサーにかけると皮の有無なんて気にならないようです。
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刻んだ野菜をなべにイン。手に持っているのは・・・なんと菜箸の束。
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続いてさつまいももスライス。すり下ろしにしない理由は「すりおろすともうグッチョグチョのベッチョベチョになっちゃう」からとのこと。
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調理中にまな板を間違えるトラブルも発生。
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スライスしたさつまいもを包丁でさらに細かくします。このときレミさんが左手の親指と人差し指を刻んでいる刃のすぐ近くにもってきていたため、またもや指を切断するんじゃないかとヒヤヒヤ。
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次はれんこん。5mmぐらいと言っていますが・・・?
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調理次第で人格(?)が変わる便利な野菜、それがれんこん。
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れんこん農家もビックリの賞賛っぷりです。
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続いてマグロ。切り刻んだマグロを手元にあったボウルに入れます。これで良かったのでしょうか。
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マヨネーズを「大さじ2杯」と言いながら目分量でビュルビュル入れていくレミさん。
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普通はパン粉を使うところをコーンフレークを使うところがポイント。直に手で砕いています。
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ここで残り時間が10分に。
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マグロッケの調理を終えたところで一息。
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ここで突然笑い出すレミさん。
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見切れそう[1]になったスタッフが慌てて待避したことに爆笑していたようです。
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次はバーニャだれ。レミさん命名のそれはイタリアのバーニャカウダ[2]の…
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まがい品(!)のこと。
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ここで先のにんにくを取り出そうとしますが…
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ようじからにんにくが外れているトラブルが発生。
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鍋に向かってにんにくを呼びかけるレミさん。パニックは最高潮に達します。
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数秒間の捜索の後、何とか救出されたにんにくは…
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レミさんお得意のボウルの底によって跡形もなくなります。
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つぶしているうちに鍋の方でまたもやトラブルが発生。画面には映らないスタッフがヒヤヒヤしているのが手に取るようにわかります。
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カメラには映っていないスタッフと平気でやりとりするレミさん。見ているこっちが不安になる顔です。
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今度はさつまいモンブランの続き。鍋から取り出したばかりのさつまいももあっという間に砕いてしまいます。
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ここで後藤アナから残り5分の指示。
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順調ですか?の問いに「知らないわかんない!」と打ち明けるレミさん。
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思わずスタッフにも聞きますが、当然スタッフは映りません。
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ついに開き直ったレミさん。「私全然わかりません。」に続いて…
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「いいわ出来なかったら出来ないで。」と番組のルール無視を公言。
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「だって今日は根菜だからね。」と制作陣に同意を求めるところまで発展。
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言いたいことを言って頭が真っ白になったのかまだ熱々のさつまいもを手で絞り出します。熱い熱いと言いつつも、最後まで絞り出す演出はお見事。
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こうして一品目が完成。スタッフとの取り決めで、完成した料理を5秒間カメラで押さえなければならないこともポロっと口に出してしまいます。
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続いて鶏を取り出す作業へ。
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言ってからダジャレだと気がついたレミさん。ダジャレ好きの後藤アナに振ります。
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この振りに対し後藤アナは「とってもチキンとした響きだと思います。」と応酬。生放送で即座にダジャレを思いつく後藤アナ、おそろしや。
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チキンとした響きがツボにはまったのか、再び爆笑するレミさん。この勝負、後藤アナの勝ち。
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そうこうしている間に残り3分。
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さっそくもらったダジャレを使うレミさん。
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今度は鍋ではなくレミさん自身が大変なことになっているようです。
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何だかんだ言いつつ、二品目が完成。
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三品目も立て続けに完成。残る品はスープのみ。
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味見をしたスープを大絶賛するレミさん。
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今まで必死にカメラに見切れないようにしてきたスタッフも、おたまを渡すシーンでついに手が映り込んでしまいます。
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残り1分で再びチャイム。
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何とか時間内に四品目が完成します。
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尺が余ったレミさんは5秒待つ理由を説明し始めます。
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レミさん曰く「きょうの料理」のしきたりらしいです。
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19分30秒で何とか完成。
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早くも撤収作業を始めたレミさんに後藤アナはあと30秒ありますよとアドバイス。
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突然番組のテーマに歌詞を添えて歌い出すレミさん。アドリブもできあがっちゃってます。
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最後はピースで締め。
笑いあり、緊張あり、(笑いすぎて)涙ありの20分間でした。下手なバラエティを見ているよりよっぽどおもしろかったですね。今回のレシピは雑誌「きょうの料理 2010年11月号」の他、NHKエデュケーショナルにも掲載されています。また、番組自体はNHKオンデマンドで2010年11月30日まで視聴することが可能です。