iPod touch用のソフトウェアが2.2になったのでバージョンアップしてみました。変更点は次の通り。
iPhone 2.2 ソフトウェア・アップデート(iPod touch 用)
このアップデートには、以下の不具合の修正と改良点が含まれています:
• メール機能を強化
– スケジュールによるメールのフェッチに関する原因が特定された問題を修正
– 横幅の長い HTML メールのフォーマットが向上
• 一部のユーザが WPA セキュリティ保護された Wi-Fi ネットワークに接続できない問題を修正
• Safari の安定性およびパフォーマンスが向上
• Podcast の iTunes アプリケーションでのダウンロードが可能
• いずれかのホーム画面表示時にホームボタンを押すと、最初のホーム画面に移動
• キーボード設定の自動修正機能のオン/オフ設定via iPod touch ソフトウェアアップデート ウィザード
このうち、最後の2つはとっても便利な機能。ホーム画面が8ページある私のtouchは4ページ目(真ん中付近)を事実上のメイン画面として使ってきましたが、ホームボタンワンプッシュで1ページ目に戻れるようになったので、メイン画面も1ページ目に戻しました。
また、日本人にとってはお節介機能だった英単語のスペルチェック機能がオフにできるようになりました。これにより、煩わしい英単語の変換ミス(修正前のものを選択しようとして、結局修正してしまう)がゼロに。
そのほか、一部機能についてスクショ付きで追っていくと。
Safari の安定性およびパフォーマンスが向上
iPod touch Software 1.1.1から2.1にアップデートしたときに大幅に安定性が向上したSafariですが、2.2になってさらに重い(HTMLサイズが大きい)ページに対するレスポンスが改善しました。
2.1の場合、音楽を聴きながら長文のページをダブルタップして拡大すると、音楽がまるでWindowsがフリーズしたときのように同じ部分が繰り返し流れ続け、操作不能に。そのたびに強制リセットしていました。
2.2になってから、今のところ発生していません。
Podcast の iTunes アプリケーションでのダウンロードが可能
てっきり音声だけかと思いきや、ビデオポッドキャストにも対応していてびっくり。
AppleのKeynoteのビデオPodcastも、ストリーミング再生できました。一時期のブレイク時ほどPodcastは聞かなくなっていたのですが、これでまた新しい番組の発掘ができそうです。
そのほか、自己責任においてJailbreakすることにより、iPhone向けアップデートである次の2点も利用できるようになります。
絵文字対応
日本向け独自機能の一つである絵文字は(う◯ちも含め)つやつや感があって素敵です。ただ、メールで打つと文字化けしてしまい、現状はiPhone同士(@i.softbank.ne.jpもしくはSMS)でないとあまり使い道はないかも。
私の場合は、ブログのネタメモをiPod touchに書きためているので、ネタがひらめいたときの感情などを端的に表すときなどに利用していこうと思います。
Googleストリートビュー対応
画像は任天堂本社です。
まず気に入ったのが、通常マップからGoogleストリートビューに切り替わるアニメーションがかっこよすぎるところ。マップに吸い込まれるようにして90度回転し、ストリートビュー画面に切り替わります。
操作性も悪くなく、360度指でなぞって見渡すあたりは、むしろマウスを使うより直感的です。ピンチインで拡大、ピンチアウト(ダブルタップ)で縮小は他アプリと同じ挙動。
ただ、パソコン版のように、ストリートビュー対応の道路が青く表示されないので、ストリートビュー対応の道路かどうかはピンを立てないと分からない点はちょいと不満。
全体的なレスポンス、バッテリー残量表示もすこし改善したような感じで、個人的には満足のいくアップデートでした。
iPhoneとの差別化を図る意味で、ストリートビューを無効にしたアップルの意図は分からないでもないですが、アップデートの度にお金を徴収している以上、同等の機能はJailbreakしなくとも提供すべきではないでしょうかねぇ。
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