アップルは未明に行われたプレビューイベントで、iPhoneの次期OSバージョンである3.0と、SDKのベータ版を発表しました。
正式提供は今年の夏、iPhone, iPhone 3Gユーザーは無料アップデート、iPod touch, iPod touch 2Gユーザーは2.0の時と同じく、有料アップデートになります。ニュースリリースはアップル、iPhone OS 3.0のベータ版をプレビューから。
iPhone OS 3.0で提供される予定の追加機能は100以上あるとのこと。大まかなものは次の通り。
- アプリケーション内またはアプリケーション間で行なうことができるカット、コピー、ペースト機能
- Messagesアプリケーションを使って写真、連絡先、オーディオファイル、位置情報を送受信できるMMS
- Voice Memoアプリケーションを使って外出先でも音声を録音、送受信できる
- Mail、Text、メモは横長方向で見ることもできるように
- すべての主要なアプリケーションを横断して検索できるようになるSpotlight検索機能
- 最近の企業ニュースや現在の取引情報を表示する機能を加えた「株価アプリケーション」(横長表示対応)
- CalDAVサポートにより、自分のカレンダーをiCal、Yahoo、Google、Oracleと同期可能に
- 2.0でサポート予定だったPush Notificationサービスの実装
- ステレオBluetoothのサポート
- メモのMacおよびWindows PCへの同期
- シェイクでシャッフル
- テレビ番組、ムービーやApp Storeからのアプリケーションのペアレンタルコントロール
- Wi-Fiホットスポットでの自動ログイン
- In-App Purchases(アプリケーション内で追加機能を有料購入できる)機能
これに合わせ、Software Development Kit (SDK)にも1,000以上の新しいAPIが実装されており、より柔軟なアプリケーションの開発が可能となっています。
登録ユーザーはApple Developer Connectionより、本日からベータ版のダウンロードが可能です。
特に、Push Notificationサービスやコピー・ペースト機能は待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。
Flash対応の続報や、今年登場すると予想されている新しいiPhoneについての新情報は明らかにならなかった模様。
- Apple iPod touch 32GB
- アップル
- 2008/09/10
- 43,320 円 (9%OFF)
- (価格情報は 2009/06/23 現在のものです)
- Amazon.co.jp で詳細を見る