IPv4アドレスの中央在庫が割り当てを終了、今後はRIRの在庫のみに

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ICANNは3日、IPv4アドレスの割り当てが終了したと発表しました。ニュースリリースも出ています(リンク先PDF注意)。中央在庫にあたるICANNからIPv4の在庫が尽きたことで、今後は地域インターネットレジストリであるRIRに残った在庫を割り当てていくことになります。

The new Internet protocol, IPv6, will open up a pool of Internet addresses that is a billion-trillion times larger than the total pool of IPv4 addresses (about 4.3 billion), which means the number of IPv6 addresses is virtually inexhaustible for the foreseeable future.

via Available Pool of Unallocated IPv4 Internet
Addresses Now Completely Emptied

ということで、IPv4で割り当てることのできるアドレス数は43億個でしたが、これをIPv6にすることにより、ほぼ無限のアドレスを割り当てられることになります。RIRに残った在庫も2011年後半には枯渇することが予測されており、今後はIPv6への対応がさらに加速していくものと思われます。

YouTubeヘッダ

すでに大手では対応を打ち出しており、Googleも2010年2月よりYoutubeなどの一部サービスにおいてIPv6によるアクセスをサポートしています。

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