大学入試センター試験で使われたICプレーヤーの中身は

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ICプレーヤーその1

大学入試センター試験が先週の土日と行われました。その時「英語」を受験した人は必ず受けなければならないのが、このICプレーヤーを使った「リスニング」。このプレーヤーの事は各新聞、ウェブで大々的に取り上げられました。

関連URI (asahi.com)
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そんな問題のICプレーヤーがこちら。
下にイヤホン端子、右側にメモリースティックのスロットがある以外は、ボタン3つ、ランプ2つ、ボリュームダイヤルだけといういたってシンプルな構成。
開けてみます。

ICプレーヤーその2

がちゃり…

ICプレーヤーその3

メモリースティックを差したまま裏側から見たところ。
このメモリースティックはメーカー名が書いてません。容量は16MB、正式にはMEMORY STICK-ROMと書いてあり、読み出し専用になっています。MADE IN JAPANの記述も。

ICプレーヤーその4

基盤だけ取り出してみます。

ICプレーヤーその5

裏返したところ。ボリュームダイヤルは独立していました。

ICプレーヤーその6

全部並べてみました。

ICプレーヤーその7

基盤の一部を拡大。「MITSUMI ELEC.CO.,LTD」との記述を発見。検索すると、ミツミ電機という会社にたどり着きました。

てっきりソニー製かと思ったら、違うみたいですね。ソニーがミツミ電機に製作を依頼したとの噂も。電子回路の知識はないので、これ以上分解はできませんでした。

メモリースティックROM フォルダ構成

MEMORY STICK-ROMのフォルダ構成はこちら。複数ブログの情報によると、このメモステもMITSUMI製SZH-S28というものらしいです。拡張子がBINで、どのプレーヤーでも開けません。ファイル更新日は「2005年08月24日 水曜日、15:40:28」になってます。
ファイルの種類は MPEG1-LayerI 44.10kHz 416.00kb/s CBR Stereo。MPEG1-LayerIじゃぁ音質も悪いわけですな。

解析作業はここまで。ICプレーヤーは原価2,000円と言われていますが、コレが6つもらえるくらいならiPod shuffleを買った方が絶対良いですね。

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