Googleは4月30日、ドコモ・au・ソフトバンクモバイルの各キャリア対応の絵文字の送信が出来るようになる「追加の絵文字」をGmail Labsにリリースしました。利用には新バージョンのGmailに切り替えた後(現在ではほとんどのユーザーが新バージョンに切り替え済み)、設定 – Labsタブにある追加の絵文字機能を有効にする必要があります。
一度有効にしてしまえば、リッチテキスト形式の「絵文字を挿入」ボタンから、追加された絵文字をワンクリックで挿入できるようになります。
これまでもGmailでは絵文字サポート(Gmail独自の絵文字を携帯電話向けに変換するサービス)は行われてきましたが、今回追加されたのは日本の3キャリアの携帯電話で使われているものと同じ絵文字になります。
さらに、今回のLabsは全世界に公開されると言うことで、日本以外のユーザーからも、日本の携帯電話で使われている絵文字を使ったメールの送受信が可能になりました。
日本独自の文化がGoogleによって全世界に配信される。なんだかとても不思議な感じがします。現在プッシュメールに対応していないiPhoneを利用している多くのユーザーはこのGmailを主アカウントに利用していることもあり、この機能はますますキャリア間の差を無くしてくれそうです。