© Fuji Television Network, Inc.
2011年F1シーズンが開幕しました。
今年は中東情勢の悪化を考慮して、開幕戦がオーストラリアのアルバート・パーク・サーキットに変更になりました。
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今年のレギュレーションの目玉は2009年以来の復活となったエネルギー回生システム「KERS」と、可変リアウィングシステム「DRS」の搭載、そしてタイヤサプライヤーがブリヂストンからピレリに変更になった点が上げられます。
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DRSはどこでも使えるというわけではなく、コースに設置されたポイントを前車から1秒以内に通過した場合に指定された区間の使用が許可される仕組みになっています。アルバート・パーク・サーキットの場合は14コーナー手前が判定ポイントとなり、16コーナー手前から1コーナー手前までが使用可能区間となっています。
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オーバーテイクを増やすことを目的として採用された今システム、実際にレース中でも何度も使われました。後ろを走るバトンのリアウィングが地面に対して水平になっているのがわかるかと思います。一方、後ろぴったり付かれたマッサはKERSを使って振り切ろうとする様子が文字情報から見て取れます。KERSとDRSは同時使用が可能ですので、1秒以内に付けばオーバーテイクできる可能性がぐっと高まります。
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そんな新レギュレーションの最初のレースを制したのは2010年シーズンのワールドチャンピオンに輝いたベッテルでした。唯一の日本人レーサー小林可夢偉は8位完走も失格となり、ノーポイントに終わりました。レース自体は安定した走りでしたので、次節に期待です。
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2011年のフジテレビのF1オープニングテーマはGreen Dayの「American Idiot」のインストゥルメント版に変更になりました。個人的には2009年バージョンの方が好きでしたねぇ。