Firefox 3.5がリリースされてからまもなく1ヶ月が経過しようとしています。タブブラウジングを快適にするTab Mix Plusアドオンが対応していないことを理由に、まだメインPCには入れていません[1]。
ただ、いつかは移行しなければと思っているので、ノートパソコンには最小限のアドオンのみ入れて3.5を使い始めています[2]。
そのときに気がついた挙動なのですが、Firefox 3.5では「タブが一つしか開いていないときに(マウスジェスチャや中クリックなどで)最後のタブを閉じると、Firefoxそのものが終了」するようになっていました。私の場合、見終わったタブはキーボードショートカットのCtrl+Wキーで閉じることが多かったのですが、ちょっとキーを押しっぱなしにしただけでFirefoxウィンドウそのものまで消えてしまうのはかなり不便。
元に戻す方法はないかと調べてみたところ、about:configに該当する設定項目を見つけました。
ブラウザのロケーションバーに「about:config」と打ち込みEnterキーを押します。警告画面が出てきたら「使用する」をクリック。
フィルタの所に「LastTab」と入れると、「browser.tabs.closeWindowsWithLastTab」という設定項目が見つかるはずです。これをダブルクリックして値を「False」にします。
設定完了後はこんな感じ。太字になっているはずです。あとはFirefoxを再起動すればOK。これで最後のタブを閉じてもFirefox自体は終了しなくなります。
3.1のベータ版が出たときからこの挙動がデフォルト設定になったようです。Firefoxを以前からそれなりに使いこなしている人はこの変更に戸惑うと思うのですが、その設定変更がオプションから行えないというのはなんとも不親切な話です。