株式会社産経デジタルがApp Storeに無料で産経新聞を読めるアプリ産経新聞(iTunesが起動します)をリリースしました。現在無料アプリケーションランキング第1位になっています。
起動直後の画面。毎朝5時にその日の新聞データの準備がされるそうです。一度ロードされたページはオフラインでも読むことができます。
ダブルタップをすると拡大。サイズは3段階用意されており、それぞれの画像をピンチイン/アウトで拡大/縮小できます。
下にあるボタン類。左側を押すとページ一覧画面が表示されます。
青色のランプが点灯しているページはロード済みのページ。この画面を見ているときでも未取得のページのロードは続いています。現在はリリース直後ということもあって、サーバーが混雑しているのか、ただ単にうちの無線LAN環境が遅いのか、1ページのロードに掛かる時間は30~60秒くらい。
右側のボタンを押すとバージョン情報が表示されます。
現在のバージョンはもちろん1.00。
現時点では無料ですが、将来有料化する可能性も十分あるでしょう。有料化したとしても、新聞を丸ごとダウンロード、オフライン環境下で読むというのはビジネスマンを中心にニーズがあります。
携帯電話のような小さな画面+操作がボタンでは、このような「新聞丸ごと画像にしたファイル」は快適に閲覧できないことから、まさにiPhone/iPod touchのようなデバイスにぴったりのアプリです。(丸ごとが無理だからという理由で、携帯電話会社はフォーマットを変えて、見出し情報のみにして「iチャネル」や「EZニュースフラッシュ」として待ち受け画面にテロップ表示しているんでしょうけど。)
ちなみに、iPhone/iPod touchならでは、とも言える「Podcastによる新聞の音声配信」では日経が聞く日経(iTunesが起動します)というタイトルで数年前から行っています。ただし、これは無料である以上、ところどころに企業CMが挿入されており、必ずしも快適とは言えませんでした。
「産経新聞」アプリの登場により、やはり新聞は聞くものではなく読むものだというのが改めて実感できました。