地上デジタル放送用の新しい東京タワーの候補地が決まったようです。
新東京タワー:東京・墨田区が第1候補に
東京タワーに代わって地上デジタル放送の送信所となる高さ600メートル級の「新東京タワー」候補地について、NHKと在京民放5社は28日、東京都墨田区の「墨田・台東エリア」を第1候補に、さいたま市の「さいたま新都心」を第2候補とする選定結果を発表した。有識者による検討委員会の答申を受けて6者が確認した。だが、タワーの建設はあくまで候補地が主体で、6者は「店子(たなこ)の立場」(関係者)。500億円とも言われる建設費を誰が負担するかなど、課題は多い。
6者は03年12月に「新タワー推進プロジェクト」を発足。以来、両地区のほか豊島区や練馬区など15地区が誘致を表明。検討委員会が電波技術や防災、観光、まちづくりとの連携などの観点から検討してきた。
その結果、墨田・台東エリアが、江戸文化の継承地でタワーを中心としたまちづくりが進められる▽観光資源に恵まれており連携が期待できる▽交通結節機能がある、などとして評価を受けた。航空法の高度制限が近く緩和される見通しであることも織り込んだ。
また、さいたま新都心は東京の震災時のバックアップ機能として挙げた。
6者は今後、墨田・台東エリアに対し両区の住民・行政が一体となった支援を図ることなどを求めるほか、さいたま新都心側とも交渉を進めていくという。
via 毎日新聞
現在の東京タワーの高さが333mなので、実に1.8倍の高さになるのですね。さいたま新都心も東京の震災時のバックアップ機能として第2候補になっているようですが、近く起きるとされる東京大震災のことを考えると、さいたま新都心も十分被災すると思うのですが、どうなんでしょう?