任天堂は22日、電通と共同で2009年5月1日よりサービスを開始したWii向けのチャンネル「Wiiの間」のサービス終了を発表しました。重要なお知らせも出ています。サービス終了は2012年4月30日とのこと。
『Wiiの間』はスポンサー企業の商品やサービスに関する情報を「映像やサンプル体験」を通してお茶の間にお届けする「新しいスタイルの広告サービス」としてスタートいたしました。
その後、2009年11月に「ホームシアター」、2010年11月に「ショッピング」機能を追加し、累計449万のソフトウェアがダウンロードされ、累計811万人を超えるユーザーの皆様にご利用いただきました。
サービスをご利用いただいている皆様、また関係者の皆様には誠に申し訳ございませんが、スタートから三年が経過する4月30日をひとつの区切りとして、サービスを終了させていただきます。
ということで、Wiiの中でも「ゲームではない」チャンネルの一つだった「Wiiの間」は、サービス開始3年という区切りを持ってサービスを終了することになりました。
なお、終了に先立ち、2012年3月3日より、サービス利用の感謝の気持ちを込めた「ありがとうの間」を開始するとのこと。『Wiiの間卓上カレンダー10,000名様プレゼント』をはじめ、『Wiiの間オリジナルグッズ』のプレゼントキャンペーンを4月30日まで開催するとのこと。
私の中での「Wiiの間」は映像配信の場というよりも家族のMiiが集まる居間を第三者視点で眺める場でした。バージョンアップ前のWiiの間は画面を放置していると、Miiが本を読み始めたり、DSでゲームをしたり。誰もいなくなると掃除機をかけに来たり…と、Miiの細かい仕草を楽しむチャンネルでした。
ところが、バージョンアップにより「広告が流れ続けるテレビの前に居座るだけ」になってしまったあたりから次第に起動しなくなっていったように思います。途中で方向転換があった以上、任天堂とサービスを共同で開発した電通との間に、方向性の違いが生まれてしまったのかもしれませんね。
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