Mozillaは31日、Webブラウザの最新版となるFirefox 10.0の法人向け延長サポート版「Firefox ESR 10」をリリースしました。ラピッドリリースサイクルに対応できない企業や団体向けに、メジャーアップデートが1年に1回となっているバージョンです。ダウンロードはFirefox/Thunderbird 法人向け延長サポート版 (ESR) のダウンロードから。
通常版と比較したリリーススケジュールは次の通り。通常版が原則6週ごとに合わせてメジャーアップデートが行われるのに対し、ESR版は6週ごとにマイナーアップデート、54週ごとにメジャーアップデートというスケジュールが組まれています。従って、Firefoxが17に到達するまでの間Firefox ESRのバージョンは10.xになる見通しです。
あくまでも法人向けのリリースであり、一般ユーザーが使うメリットはありませんが、毎月のようにアップデートを行った結果、社内システムの使い勝手が変わったりして阿鼻叫喚だった企業や団体には、今回のESR版は待望のリリースなのではないでしょうか。
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