CASIO「EXILIM EX-H20G」雑感レビュー

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EXILIM EX-H20G

カシオが2010年11月に発売した最新モデルのデジタルカメラ「EXILIM EX-H20G」をお借りしましたのでレビューをお届けします。

これまで開封・外観レビュー、目玉機能のハイブリッドGPS機能レビューを行ってきましたので、今回はそれ以外の機能についてレビューしてみます。

電源の入れ方が複数用意されている点はGOOD

EXILIM EX-H20G

いきなりマイナスポイントになってしまいますが、本体上面についている電源ボタンが非常に押しづらいです。ボタン自体が小さい上に、隣に付いているハイブリッドGPSの凹凸のせいで、指の腹ではうまく押せず、爪を使わないと電源が入りませんでした。

しかし、その代替手段として、本体背面の「撮影ボタン」「再生ボタン」が電源を入れる手段として用意されています。電源ボタンよりも撮影ボタンの方が面積が広い為、最終的には電源ボタンは電源を切るときだけしか使わなくなりました。

スーパーマクロ機能がすごい

EX-H20Gではあまりメイン機能としては取り上げられていませんが、通常のマクロ以上に被写体に近づくことの出来る「スーパーマクロ」機能が地味に高機能で驚きました。

EX-H20G スーパーマクロ

こちらは撮影モード「オート」でスーパーマクロを有効にした状態で撮影した写真です。雨樋から雪解け水がしたたり落ちる瞬間を撮影しました。すごいと思ったのが

  • 肉眼では早すぎて見えない水玉が捉えられている
  • 三脚を使っていないにも関わらず、被写体がぶれていない

点でしょうか。通常、マクロ撮影をする場合は被写体・カメラともにスタンドや三脚にしっかり固定した上で、セルフタイマーを利用するのがキレイに撮るコツと思いますが、EX-H20Gのスーパーマクロはその手順を踏まなくともかなり高画質なマクロ写真が撮れることを教えてくれました。

超解像ズームの実力

光学10倍レンズに加えて、通常のデジタルズームより高精細な処理が施されている「超解像ズーム」も試してみました。一世代前のデジタルズームは見た瞬間「うわぁ・・・汚い」と思う画質でしたが、超解像ズームで撮影した写真は背面液晶で見た限り、通常の光学ズームと大差ない画質になっています。

ただし、デジタル的なシャープネス処理が強く出る為、被写体によっては思った以上にジャギーが目立つ場合もあり、その性能は一長一短と言ったところ。

ちなみに、EX-H20G機能紹介のページでは「プレミアムズーム」と表記されていますが、デジカメ内の設定項目では「超解像ズーム」と表記されています。ここらへんの表記も統一して欲しかったですね。

そのほか気になった点

メニューの呼び出し方がMENUボタンとSETボタンの2通りあり、セルフタイマーやフラッシュの発光など基本的な撮影設定はSETボタンで行います。一方のMENUボタンは画質やフォーカス設定など、カメラ全般の設定を行うメニューとなっています。

機能によってはどちらのメニューからも変更できる点は良いですね。また各種設定を保存しておける「モードメモリ」機能も大変重宝しました。欲を言えば複数のモードを保存できるようにしてほしかったです。

また、3.0型TFTカラー液晶モニターの輝度が明るく、暗いところでも設定が容易でした。視野角もそれなりに広いので、撮影した画像をその場で複数の人が確認することもできました。

目玉のGPS機能に加え、「超解像ズーム」や「スーパーマクロ」など、メインとなる機能は非常に高性能でした。場合によってはその性能が強く出すぎてしまいますが、全体的なコストパフォーマンスは非常に良いと感じました。

商品画像


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