2010年12月に発売されたプレイステーション・ポータブル用ソフト「探偵オペラ ミルキィホームズ」のセカンド・インプレッションをお届けします。プレイ時間は3時間ほど。なお、今回プレイしているパートについては電撃オンラインで配信されている体験版とほぼ同一内容となっています。購入を検討中の方はぜひ体験版をプレイしてみて下さい。
© bushiroad All Rights Reserved. / illust.たにはらなつき(EDEN’S NOTES)
本日発売! PSP用ゲーム「探偵オペラ ミルキィホームズ」、ファースト・インプレッションの続き、第1章の捜査パートから。捜査パートではターン制となっており、キャラクターの元へ自分が駆け寄ってコミュニケーションを行い、捜査に必要な情報を集めていきます。
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最初の探偵パートではキャラクター4人に対し、与えられたターンは8回ですので、1回くらい間違った場所を捜査しても大丈夫です。
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選択できる部分に虫眼鏡を当てるとアイコンが黄色くなります。
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正しい場所を選択すると、主人公のセリフ「そう、これは重要なファクターだ…。」とともに情報が蓄積されていきます。
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私の場合、最初の4ターンはそれぞれのキャラクターの元に行きました。5ターン目からは2周目になります。2周目では何を捜査するのかと思いきや、選択肢のチュートリアル画面になります。
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そして現れた選択肢画面。
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正しい選択肢を選ぶとキャラクターとの友好度が上がり、特別なイベントが見られるようになります。逆に、1ターン目で正しい場所を捜査できないと2ターン目ではこのような選択肢が出現しません。こうしたイベントを見たい場合は最初のターンで重要なファクターを得る必要があります。これはなかなかシビアですね。
与えられた8ターンが終了すると、次はいよいよQCA(クイック・コマンド・アニメーション)に入ります。
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QCAは全編アニメーションなのが最大の特徴。使うのは方向キーを使った犯人の追走と…
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主人公がミルキィホームズに指示を出して的確なトイズを発動させる2パターンあります。方向キーでの追走は簡単なのですが、問題はこのトイズの指示。各キャラクターが持つトイズの特性を把握していないと、あっという間にコマンド入力が時間切れになってしまいます。
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難易度設定をLv2にしている場合、コマンド入力に与えられた時間は5秒。この間にコマンドを入力しないと犯人に逃げられてしまいます。
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正しいコマンドを入力すると、トイズ発動がアニメーションで表示され、犯人を追い詰めていくことが出来ます。普段は静止画のキャラクターもQCAでは実に生き生きと動いていますね。
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QCAが終わるといよいよ犯人を捕まえる「暴露ショー」に入ります。まずは犯人に疑問点を開示し、
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捜査パートで得られた情報を使って暴露を行っていきます。
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情報がきちんと集まっていれば、最後に小林オペラ自ら結論を導き出すことが出来ます。
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第1章は無事に事件が解決され、ミルキィホームズが結成されたところで終了。
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するとエンディングテーマ「聞こえてなくてもありがとう」が流れ始めます。もうクリアかと思い驚いたのですが、このゲームでは1章がアニメの1話という位置付けらしく、各話毎にオープニングテーマとエンディングテーマが流れる仕組みになっていました。つまり、第2章でも初めにオープニングテーマ「雨上がりのミライ」が流れます。
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エンディングテーマというのはゲームクリア時に流れるものだとという先入観がありましたが、アニメーションを多用する今作ではこうした演出もなかなかおもしろいですね。
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最後に「捜査成功」という画面が表示され、自分の行動が点数化して表示されます。ただ、この点数は100点満点ではないため、自分がベストの選択をしたのかは最後までわかりません。このあたりは少し残念ですね。
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一度クリアした章はマップに追加され、次回以降いつでも楽しむことが出来るようになります。
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第2章のタイトルは「アダムの涙」。主人公である小林オペラの過去にも深く関わる事件が展開されていきます。
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第2章では新キャラクターも多数登場し、捜査パートのターン数もぐっと増えて盛り上がっていきます。この先は是非自分の手でミルキィホームズを導いてあげて下さい。
ファースト・インプレッション時に1章当たり何時間かかるか楽しみでしたが、1章終了時点ではプレイ時間は2時間ちょっとでした。長編のアニメ作品を見ている気分で、さくさくと読み進めることが出来たので時間以上の充実度です。なんと言っても見応えがあるのはQCAでしょう。自分の指示でキャラクターを動かしてアニメーションを進めていくのでちょっとした監督気分になれます。
キャラクターごとにBGMが設定されていたり、イベントシーンがあったりとシステム面でも充実している本作。セーブが好きなときに出来ないのはやや不満が残りましたが、PSPはスイッチ一つでスタンバイできますし、あえて区切りの良いところまでセーブさせないというのも意図的な仕様かもしれません。