アップルは9日にiPhone OSに関連するイベントを開催することを決定し、関係各社に招待状を送付しています。会場はクパチーノのアップル本社。招待状には「Get a sneak peek into the future of iPhone OS.」の文字とともに、次期iPhone OSであるバージョン4の影が。日本語に訳すならば、「iPhone OSの未来をちょこっとだけお見せします」でしょうか。
iPadの発売直後に早くも次期OSの話題を出してくるとは。何か重大な決断があったのでしょうか。
現時点でのiPhone OSの最新バージョンはiPhone/iPod touch向けが3.1.2、米国で発売中のiPadについてはそれより新しい3.2がプリインストールされています。バージョン4ではマルチタスクの搭載が噂されています。iPad発表直前の噂では、iPadはマルチタスクでiPhone OS 4.0を採用という噂も流れていましたが、ふたを開けてみれば、iPadにプリインストールされていたOSは「既存のiPhoneアプリのアップスケーリングに対応した3.2」でした。
もし、iPhone OSがマルチタスクを搭載してくれば、次期iPhoneもより高プロセッサーで省電力な仕組みが確立している可能性が高くなります。まずは9日のイベントの結果を待つことにします。