最近また記事を執筆する意欲が戻ってきたので、ここ数日ブログへの投稿を再開したのですが、そのきっかけのひとつが「RSSリーダーの乗り換え」でした。
RSSリーダーとは
RSSリーダーとは、お気に入りのウェブサイトやブログの更新情報を自動的に収集し、一か所でまとめて読めるようにするツールです。各サイトをいちいち巡回する必要がなくなるため、情報収集の効率が格段に上がります。わたしのように数百サイトをチェックする人間にとっては欠かせない存在です。
Google Readerの時代
わたしはおおよそ400サイトのフィードをGoogle Readerで読んでいました。このブログへの投稿頻度が1日2記事で安定していた頃は、多くのサイトをGoogle Reader経由で読み、気になるニュースをピックアップするというスタイルで落ち着いていたのです。
Google Readerは2005年にGoogleがサービスを開始したウェブベースのRSSリーダーで、シンプルなUIとキーボードショートカットが使いやすく、多くのユーザーに愛用されていました。わたしもGreasemonkeyスクリプトでカスタマイズしたり、Google Gearsでオフライン閲覧を活用したりと、まさに情報収集の中核ツールとして使い倒していました。
Google Readerの終了とFeedlyへの移行
しかし2013年3月、Googleは突如としてGoogle Readerのサービス終了を発表しました。理由は「ユーザー数の減少」と「他のサービスへの注力」。同年7月1日をもってサービスは終了し、多くのユーザーが代替サービスを探すことになります。
わたしも当時、代替サービスとしてlivedoor Reader、Feedly、Flipboardの3つをブログで紹介しましたが、最終的に選んだのはFeedlyでした。FeedlyはGoogle Readerとの連携機能を備えていたため、シームレスに移行できたのが決め手です。「プロジェクト・ノルマンディー」と銘打たれた移行計画によって、Google Readerのデータをそのまま引き継ぐことができました。
Feedlyを10年以上使い続けて
それからおよそ13年、わたしはFeedlyを使い続けてきました。無料プランでも基本的な機能は十分でしたし、iOS/Android向けのアプリも使いやすかったため、特に不満もなくRSSの消化を続けていました。
ただ、長年使っていると細かい不満も出てきます。フィードの整理がしづらかったり、無料プランでは登録できるフィード数に制限があったり。何より、自分が管理しているサービスではないため、またGoogle Readerのようにサービスが終了するリスクが常に頭の片隅にありました。
セルフホスト型RSSリーダー「Oksskolten」へ
そこで乗り換え先として選んだのが、セルフホスト型のRSSリーダー「Oksskolten」です。セルフホスト型とは、自分のサーバー上にRSSリーダーを設置して運用するタイプのもので、サービス終了のリスクがなく、データも完全に自分の手元に置けるのが最大のメリットです。
https://github.com/babarot/oksskolten
Oksskoltenには「いいね」機能があり、気になった記事にワンタップでマークを付けられます。このブログへの投稿を再開するにあたって、この「いいね」した記事をもとにブログ記事を書くというワークフローが自然に生まれました。RSSで見つけた気になるニュースを「いいね」して、それをもとに自分の言葉で記事を書く。Google Reader時代のスタイルに近い感覚が戻ってきたのです。
RSSリーダーとブログは相性が良い
振り返ると、このブログの投稿頻度が高かった時期は、いつもRSSリーダーを積極的に使っていた時期と重なります。情報のインプットが活発だと、自然とアウトプットの意欲も湧いてくるものです。
FeedlyからOksskoltenへの乗り換えをきっかけに、改めてRSSという仕組みの良さを実感しています。SNSのタイムラインとは違って、自分が選んだ情報源だけが流れてくる。アルゴリズムに左右されない、自分だけの情報収集環境がそこにはあります。
RSSリーダーを使ったことがない方は、この機会にぜひ試してみてください。お気に入りのサイトの更新を見逃さなくなりますよ。
