2010年12月に発売されたNeed for Speedシリーズの最新作となる「ニード・フォー・スピード ホット・パースート」のセカンド・インプレッションをお届けします。購入の経緯についてはゲーム機本体「PlayStation 3 (CECH-2500A)」を注文を、プレイ5時間時点での感想はPS3用ソフト「ニード・フォー・スピード ホット・パースート」ファースト・インプレッションをご覧下さい。プレイ時間は20時間ほど。
なお、Need for SpeedシリーズはMost WantedとUndercoverをプレイ済みです。
本作の楽しさは「手軽」と「オンライン」にあり
ファースト・インプレッション時にはストーリーが無くてつまらないと酷評してしまったホット・パースートですが、実はストーリーが楽しさのメインで無いことに気がつきました。
- オンラインホット・パースートが楽しい
- 警察と逃走車のドロケーをしているかのよう
- 自分が仕掛けた罠に敵チームがはまったときの爽快感
- オンラインプレイ時で貯めたバウンティはオフラインと共通
特に、最後のバウンティ共通はうれしいところ。バウンティを貯めると新しい車が手に入ったり、装備がグレードアップされたり、自分の指名手配レベルがあがったりと、ゲーム進行には欠かせない要素なのですが、オフラインだと淡々とレースをこなしていかないとなかなか貯まりません。
オンラインだとみんなでわいわいレースをするだけでどんどん貯まっていきますので、気がついたらプレイできる車種が10種類くらい増えていたなんて事もあります。そういった点ではストーリーを省き、オンラインでバウンティを貯められるようになった今作は「手軽に警察とのデットヒートを楽しみたい」人向けと言えそうです。
実は良い曲も入っているBGM
ファースト・インプレッション時には最初から収録されているBGMが貧弱で、すぐにカスタムプレイリストに切り替えたのですが、よくよく聞いてみると中には耳に残る曲も収録されています。
- 収録されているBGMは通常のレース用と警察車両用の2種類
- レース用のBGMはボタン一つで次曲へスキップ可能
- Most Wantedの時ほど逃走用BGMは熱くはないものの、ホット・パースートの逃走用BGMもなかなか盛り上げてくれる
実はカスタムプレイリストにも少々不満があって今回何気なく設定をデフォルトBGMに戻してみたのですが、思ったより良い曲が揃っているなぁと感じました。ただ、デフォルト設定だとBGMの音量が低すぎてよく聞こえないので効果音のボリュームを下げた方がいいかもしれません。
細かいところまで作り込まれているマップ、オンラインでも是非フリー走行を!
今作の舞台はアメリカにある架空の街seacrest countyですが、細かいところまでかなり精巧に作られています。
- BGMをオフにして走り回っているといろいろなところから生活音が聞こえてくる
- 具体的には、遊園地から子どもの声がしたり
- 住宅の下に車を止めていると家の中のラジオが聞こえてきたり
- 海辺を走るとカモメの鳴き声が聞こえたりetc
ただ、広大なマップだけに「フリー走行中の全体マップ表示不可」と「オンラインでのフリー走行不可」は残念ですね。広大なマップを自由に走行するゲームといえばアタリのTEST DRIVE Unlimitedが浮かびますが、今作にもその要素を取り入れて欲しかったです。
- ニード・フォー・スピード ホット・パースート
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