富士フイルムが2010年9月に発売した最新モデルのデジタルカメラ「FinePix F300EXR」をお借りしましたのでレビューをお届けします。富士フイルムのデジタルカメラを使用するのは初めてになります。まずは開封・外観レビューから。
パッケージはこんな感じ。パッケージ側面には機能の一部が表記されています。F300EXRの主なスペックは次の通り。
- 有効画素数
1200万 - 光学ズーム
15.0倍 - ワイド
24mm - 液晶モニター
3.0型 - 最高感度
ISO12800
これに加えて、富士フイルム独自のスーパーCCDハニカムEXRを搭載しており、1つのCCDセンサーだけで「高解像度」「ワイドダイナミックレンジ」「高感度・低ノイズ」の3つの撮像技術を実現しています。
F300EXR以外の同梱物は次の通り。
- 充電式バッテリーNP-50
- バッテリーチャージャーBC-45W
- ストラップ
- 専用A/Vケーブル
- 専用USBケーブル
- CD-ROM(画像ビュアーソフトなど)
- 使用説明書、保証書一式
一昔前のデジカメならば、カメラの購入と一緒に記録メディアも買う必要がありましたが、F300EXRには約40MBの内蔵メモリーが搭載されており、ちょっとした試し撮りならば、記録メディアが無くても可能です。
ただ、40MBという容量は大変少ないですので、最高画質[1]にすると8枚、最低画質[2]でも57枚しか記録できません。動画に至ってはVGAサイズで30秒足らずと、本製品の魅力の一つであるHD動画撮影にすら対応していません。是非、別途SDカードを用意することをおすすめします。
対応しているメディアは次の通り。
- SDメモリーカード
- SDHCメモリーカード
どちらも容量に上限はありませんが、マニュアルには次のような記載があります。
- このカメラでは、弊社およびSanDisk社製のSD/SDHCメモリーカードの使用をおすすめします。
- HD動画を撮影するときは、書き込み速度がSDスピードクラス4(4MB/秒)以上のメモリーカードをご使用ください。
というわけで、すでに手元にあった[3]SanDisk製 Class4の8GB SDHCカードをそのまま使うことにしました。
- SanDisk Ultra SDHCカード 8GB Class4 SDSDH-008G-J95
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外観はこんな感じ。富士フイルムロゴの横は滑り止め加工がされており、中指でがっしり持つことができるようになっています。
ファインダー側から見た図。といってもF300EXR[4]にはファインダーがありません。裏面は3.0型TFTカラー液晶モニターが左側に、右側にボタン類がまとまっています。
横には入出力端子がまとまっています。上がUSBとA/V出力を兼ねたminiUSB端子、そして下がHDMI Micro Connectorとなっています。HDMI Micro Connectorは初めてみましたけど、普通のHDMIコネクタよりずいぶん小さいですねぇ。残念ながらHDMIケーブルは付属してきませんでしたので、こちらは試すことが出来ません。
底面にはバッテリー挿入部とメモリーカードスロットがあります。ちょっと残念なのが、このフタ部分。普段使っているCanonのデジタルカメラはフタが本体の電源と連動しており、電源が入った状態でふたを開けると自動的に電源がOFFになりますが、F300EXRにはそのようなギミックがありません。
ふたが開いていても、バッテリーはつまみで固定されているので落ちてくることはないのですが、万が一のことを考えて電源と連動する仕掛けがあっても良かったように思います。
開封・外観レビューは以上になります。重さも195gと軽量ですし、どこへでも持ち運べるサイズですので、さまざまなところで撮影を試してみたいと思います。
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- 4,000 x 3,000ピクセル+JPEG FINEモード [back]
- フルHD(1,920 x 1,080ピクセル)+JPEG NORMALモード [back]
- Wii用SDHCカードを購入を参照 [back]
- 富士フイルムのデジタルカメラでファインダーがついているのはの現行機種ではSシリーズのみ [back]