GmailのメールをチェックしてくれるFirefox用アドオンGmail Manager。Firefox 3.6がリリースされた当初もこのアドオンが対応していなかったことを理由に、Firefox 3.6に対応するまで数日間移行を中断したほど、「手放せないアドオン」となっています。
特に役に立っているのが、このステータスバーにマウスカーソルを乗せるだけで「ログイン中のアカウントの新着メールの件名と本文の一部を表示してくれる」機能。わざわざGmailをWebページで開かなくてもさくっと新着メールの見出しをチェックできるので、1日何十通もGmailに転送されてくる私のような環境ではとても便利な機能で重宝しています。
ところが、今月に入ってから一部のアカウントでこの見出し部分だけが表示されなくなってしまいました。これでは新着メールの件数が+1になるたびにGmailを開かなければ誰からきたメールかわからなくなってしまいます。Gmailのページ表示には数秒かかることを考えると、かなり効率の悪い作業です。原因は何だろうといろいろ設定を確認していくと…
ずばり、2010年2月から利用可能になった「Google バズ」が原因であることが判明しました。Google バズを有効にしているアカウントではGmail Managerで見出しが表示されませんが、バズを有効にしていないアカウントについては、従来通り見出しが表示されています。
Google バズを無効にするにはGmailを開き、一番下までスクロールしたところにある「バズを無効にする」リンクをクリックするだけ、これで設定画面で設定を保存すればGmail Managerに見出しが表示されるようになります。バズが無効になってしまう点はネックですが、いずれはGmail Managerもバズに対応してくれることに期待します。お困りの方はお試しあれ。