SCEは今年のElectronic Entertainment Expo (E3)のキーノートで、新ハードウェア「PSP go」を発表しました。型番はPSP-N1000。PSP-3000の後継機という位置づけではなく、当面は併売されるようです。SCEからニュースリリースも発表されています。
従来のPSP-1000~3000と大きく異なる点は次の通り。
- スライド式を採用
- UMDスロット廃止
- ゲームスリープ機能採用により、ゲーム一時停止中にXMB(メニュー画面)の操作が可能に
- Bluetooth対応
- 16GBのフラッシュメモリを内蔵
- 外部メモリーはメモリースティックPRO Duoからメモリースティック マイクロへ変更に
- ディスプレイが4.3インチから3.8インチへ小型化
特に、最大の特徴はUMD、メモリースティックPROの廃止でしょう。変わって16GBのフラッシュメモリと、Memory Stick MicroことM2に置き換わります。既存のUMDタイトルの多くはPSN(PlayStation Network)でのダウンロード販売も行われる予定とのこと。今後発売されるPSPタイトルは、原則PSNとの併売になるようです。
日本国内での発売日は11月1日、値段は26,800円を予定。日本でのカラーバリエーションは「ピアノ・ブラック」と「パール・ホワイト」の2色展開。
軽量化とBluetooth対応化したことは進化と言えるかもしれませんが、個人的にはモンハン協力プレイ時に特に顕著だった「バッテリー消費の早さ」が改善されているか、気になるところです。