任天堂は1日、Wiiのショッピングチャンネルから購入できる「インターネットチャンネル」の無償化と、Wiiのインターネット接続率向上に向けての施策「手助けマイスター」を発表しました。ニュースリリースも出ています。
「インターネットチャンネル」はWii用に開発されたウェブブラウザOperaを使って、テレビからウェブブラウジングを楽しむことができるチャンネルで、発売当初は「お試し版」という名目で無料で提供されていました。
正式版になってからは500Wiiポイントでの有償提供になっていましたが、今回はWiiのインターネット接続率向上のため、それを再び無償化することになりました。これまで500Wiiポイントで購入した方には救済措置として「500Wiiポイントのバーチャルコンソール(ファミコン)のソフトを無料プレゼント」することが決定しています。
そして、新しい促進策として打ち出されたのが「手助けマイスター」制度。任天堂はこれまで「Wiiネット接続できる人ができない人を手助けして500Wiiポイントを両方がもらえるキャンペーン」(略称、手助けポイントキャンペーン)を展開してきましたが、今回はその手助けした人数によって、さらに特典がもらえる制度にパワーアップすることになります。
手助けした人数が10人になった場合、「バーチャルコンソールの任天堂が発売したファミコン用ソフトがダウンロードし放題」に、さらに20人手助けした方には「バーチャルコンソールのファミコン・スーパーファミコン・NINTENDO 64用ソフトがダウンロードし放題」になるというもの。
これまでの手助けポイントキャンペーンにプラスして行われる制度のため、「1人助けるごとに500Wiiポイントもらえる」制度も並行して実施されます。20人助けた時点で10,000Wiiポイントもらえるため、この使い道はWii Wareに回すことができるというもう1つのおいしい特典も付いてきます。
先ほどのニュースリリースに添付された動画によると、現在Wiiユーザのうち「手助けマイスター10」は46名、「手助けマイスター20」は5名しかいないとのこと。自分のまわりにネットに繋がっていないWiiが20個はそう転がっていないと思いますが、こつこつと手助けしていけば「手助けマイスター10」の称号まではたどり着けるかもしれません。
キャンペーン自体は2009年10月21日(予定)からとなっていますが、「これまで手助けした人数」はカウント対象に含まれるので、いまから手助けを行いはじめても大丈夫です。
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