任天堂は現地時間の15日、ロサンゼルスで開催中のゲームショー「E3 2010」において、新携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」を正式発表しました。ニュースリリースも出ています。
製品自体は2010年3月に「ニンテンドー3DS」(仮称)という名前で発表していましたが、実機が公開されたのはこれが初めてとなります。最大の特徴は製品名の一部にもなっているとおり「3D表示」に対応したこと。しかも特殊なメガネを必要とせず、裸眼で立体映像を確認することが出来ます。画像はその3D具合を調整するスライダ。本体上部の右側についており、スイッチをオフにすればこれまで同様2Dでの表示となります。
そのほかのスペック面ではハードウェアレベルでのすれ違い通信サポートにより、「起動していないゲームのデータを他人と交換する」ことが可能になったり、PSPと同様アナログスティックを搭載したり、iPadへの対抗からか傾きや動きを感知する「ジャイロセンサー」と「モーションセンサー」を搭載しています。
公開されたカラーはごらんの3色。実際に発売される場合もこのカラーラインアップになるかは未定です。気になる発売日は2011年3月までに各国で発売と表現するにとどまっています。価格も各地域毎に後日お知らせするとのこと。値下げ前の「ニンテンドーDSi LL」の20,000円あたりに落ち着いてくれるとうれしいですね。