Firefox 3.5が日本時間の0時15分に公開されました。Mozilla Firefox 3.5のリリースノートによると、主な新機能は次の通り。
- Firefox 3.5 は 70 以上の言語で利用できるようになりました。
- Ogg Theora 形式の動画、Ogg Vorbis 形式の音声にネイティブ対応しました。
- プライベートブラウジングモード の搭載など、個人情報管理ツールが強化されました。
- 新しい TraceMonkey JavaScript エンジンにより、パフォーマンスと安定性が向上しました。
- Web 標準技術を利用した 位置情報通知機能 が追加されました。
- ネイティブ JSON、Web ワーカースレッド に対応しました。
- コンテンツの表示を高速化する「投機的解釈」など、Gecko レンダリングエンジンに改良が行われました。
- HTML5 の <video> <audio> 要素、ダウンロードフォントなどの新しい CSS プロパティ、JavaScript クエリセレクタ、Web アプリケーションのための HTML5 オフラインデータストレージ、SVG 変形処理など、最新の Web 標準技術に対応しました。
Firefox 3.0.11を利用しているならば、48時間以内に自動通知が来るとのこと。今すぐアップデートしたい場合はヘルプメニューの「ソフトウェアの更新を確認…」から手動アップデートが可能です。
3.0.11から直接アップデートできることもあってすぐさまアップデート!といきたいところですが、実際には設定画面や初期設定がかなり変更されているようで、アドオンやカスタマイズを多数している人ほど即3.5を上書き、という訳にはいかなさそうです。
今回も、プロファイルフォルダの仕様は変わっていないようなので、バージョンの異なる2つのFirefoxを共存(同時起動)させる方法が使えそうです。
この記事はバージョン2.0.0.18と3.0.4を共存させる方法について記述していますが、2.0.0.18を3.0.11に、3.0.4を3.5に適宜読み替えていただければ、そのまま利用できると思われます。
やはり、メジャーアップデートの際は新しいプロファイルを作成した方が安全かつ効率よく移行できそうです。