Mac App Storeのアップデート時に「ほかのアカウントで利用可能なアップデートがあります」と表示される場合の対処方法

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App Store

App Storeからアプリケーションをアップデートしようとしたとき、まれに「ほかのアカウントで利用可能なアップデートがあります」と表示され、アップデートすることができなくなることがあります。

私もその現象に遭遇したので、今回はその対処方法をメモ代わりにエントリーしておきます。

気がついたのはMarsEditのアップデート時

そもそも、今回の問題に気がついたのはMarsEditというブログエディタをアップデートしようとしたことでした。


MarsEditはMacBook Air購入時から愛用しているブログエディタで、最近ではiMacにも導入してデスクトップでも活用しています。
今回問題が起こったのはそのiMacの方。

最初はほかのアカウント=別のApple IDかと思った

「ほかのアカウントで使用可能なアップデートがあります」と表示されると「ほかのアカウント=別のApple ID説」なのでは、と思ってしまいます。しかし、私はiPhoneもiPadもiMacもMacBook Airもすべて同じApple IDで使っていますので、別のApple ID説は却下。

次に考えたのはOS違い

そうすると次に考えついたのが「OSのバージョン違い説」。MacBook AirのOSはMountain Lion。一方iMacはLionです。OSのバージョンの違いで認証がうまくいってないのかと思いました。

でも初回ダウンロードは成功している謎

App Store

しかし、それだと説明が行かないのが初回のダウンロード。App Storeの購入済み履歴を見ると、MarsEditは「購入済み」となっており、実際初回のダウンロード・インストールは成功しています。

いろいろ調べてみると、原因は意外なところにありました。

Spotlightのインデックスファイルが原因だった・・・!

同様の症状はインターネット上でも数多く報告されており、そのうちの解決方法の一つがApple Support Communitiesで公開されていました。

I has disabled Spotlight by adding “Macintosh HD” to the Privacy tab of Spotlight preferences. I allowed Spotlight to reindex (by removing the root drive) and the updates now appear and I can update the apps without the deleting/reinstalling rigamarole. Unfortunately it appears the App Store uses Spotlight in some manner and having no scope specified caused the update process to fail for me at that point.

via Cannot Update Purchased App Store Apps…: Apple Support Communities

これによると一度ルートディレクトリからSpotlightのインデックスを再構築することで、再びアップデートができるようになるとのこと。

Spotlightのインデックス再構築はGUIからもできますが、ここはTerminalからさくっと行うことに。

Terminal

Terminalを開き、コマンドを打ち込みます。sudoコマンドなので実行に特権昇格が必要です。

sudo mdutil -E /


環境にもよりますが数十分〜数時間で再構築は完了します。その後アップデートボタンを押せばアップデートは完了です。

Spotlightを無効にしていても発生

システム環境設定

困ったことにこの現象は「Spotlightを無効」にしていても発生します。現に私の環境はSpotlightを無効にしています。そもそもApp StoreとSpotlightにどんな因果関係があるのか不明ですが、現在はこれが一番確実な解決方法のようです。

同じ現象でお悩みの方はインデックスの再構築をお試しあれ。

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