Mozillaは21日、Webブラウザの最新版となるFirefox 8.0をリリースしました。Mozilla Firefox 8.0のリリースノートによると、主な新機能は次の通り。
- 外部プログラムによってインストールされたアドオンは、ユーザが明示的に選択しない限り無効化されます。
- 起動後に一度だけ表示され、以前インストールしたアドオンを管理できる アドオン選択ダイアログ を追加しました。
- 一部の言語版の検索バーに Twiiter を追加しました。今後のバージョンで他の言語にも追加する予定です。
- タブを選択時に読み込む設定を追加しました。これを有効にすると、セッション復元時の起動時間が短縮されます。
- audio、video 要素を使ったときのパフォーマンスとメモリ処理を改善しました。
- WebGL の クロスドメインテクスチャ が CORS に対応しました。
- HTML5 コンテキストメニューに対応しました。
- insertAdjacentHTML に対応しました。
- 多くの言語で CSS hyphens の対応を改善しました。
- WebSocket 対応を改善しました。
- いくつかの安定性に関わる問題を修正しました。
- いくつかのセキュリティ問題 を修正しました。
Firefox 7.0.1を利用しているならば、48時間以内に自動通知が来るとのこと。今すぐアップデートしたい場合はヘルプメニューの「ソフトウェアの更新を確認…」から手動アップデートが可能です。
2011年9月にFirefox 7.0がリリースされてから2ヶ月でのメジャーバージョンアップとなりました。
新バージョンはどのぐらいの周期で公開されますか?
6 週間ごとに公開します。ただし Firefox 5 から Firefox 6 までは例外的に 8 週間の間隔となります。
開発が順調にすすめば、Firefox 9は2011年内にリリースされる見込みです。
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