Firefox 3.6が日本時間の2時00分に公開されました。Mozilla Firefox 3.6のリリースノートによると、主な新機能は次の通り。
- Personas と呼ばれる新テーマ機能が標準装備され、ブラウザの見た目をワンクリックで変えられるようになりました。
- セキュリティを強化するため、古いプラグイン からユーザを保護します。
- オープンなネイティブ動画の 全画面表示 が可能になり、ポスターフレームの指定 にも対応しました。
- JavaScript の実行速度やブラウザ全体の応答性が向上し、起動時間が短縮されました。
- ページの読み込み速度を向上させる スクリプトの非同期実行機能 を搭載しました。
- ダウンロードフォント機能が強化され、新しい WOFF フォント形式 を利用可能になりました。
- グラデーション、背景サイズ、ポインタイベントなど、新しい CSS プロパティに対応しました。
- よりインタラクティブな Web ページの作成を可能にする、ドラッグ&ドロップ API、File API など、新しい DOM と HTML5 仕様に対応しました。
- クラッシュを減らすため、サードパーティ製ソフトウェアが Firefox と統合できるようにする仕組み に変更が行われました。
Firefox 3.5.7を利用しているならば、48時間以内に自動通知が来るとのこと。今すぐアップデートしたい場合はヘルプメニューの「ソフトウェアの更新を確認…」から手動アップデートが可能です。
今回も、プロファイルフォルダの仕様は変わっていないようなので、バージョンの異なる2つのFirefoxを共存(同時起動)させる方法が使えそうです。
この記事はバージョン2.0.0.18と3.0.4を共存させる方法について記述していますが、2.0.0.18を3.5.7に、3.0.4を3.6に適宜読み替えていただければ、そのまま利用できると思われます。
先日3.0.17から3.5.7への移行が完了したばかりなのにもう3.6とは…とりあえず、最初の1週間はアドオンの対応状況を見守りたいと思います。