Mozillaは9日、Firefox 1.0がリリースされてから5周年を迎えたことを記念してFirefox 5 周年記念サイトを立ち上げました。
Firefox自体はまだ名前が「Phoenix」だったころから存在は知っていたものの、当時はまだ私の中ではSleipnir全盛期でした。その後、Sleipnirの開発が止まっていたときにリリースされたのがFirefox 1.0でした。
最初はアドオンの配布サイトも英語しかなかったせいもあり、Sleipnirからの乗り換えにもずいぶんと時間がかかりました。その証拠にこのブログでFirefoxについて最初に取り扱った記事は1.0リリースから3ヶ月後のFoxyTunesの紹介記事でした[1]。
Mozilla Foundationの理事を務めるクリストファー・ブリザード氏はHACKS.MOZILA.ORGのブログで、この5年間を振り返り、「MozillaはMicrosoftが誠実さを保ち、新バージョンのWebブラウザをリリースするように仕向けた。 Firefoxの存在はAppleがSafariをリリースする大きな要因となり、GoogleがChromeでこの市場に参入することを助けた」と語り、今後のWebブラウザの動きとして、HTML5ベースのビデオやオープンビデオコーデックの普及によるビデオ機能の改革とモバイルインターネットの重要性が高まることを挙げた。
今後もFirefoxをメインブラウザとして使う日々は続くでしょうし、他のブラウザと切磋琢磨しながらよりよい方向へ進んでほしいものです。あらためて、Firefox5周年おめでとう!
- もっとも、Firefoxという単語はもっと前の記事にも登場していたけれども [back]