E3 2014デモプレイで判明したWii U用ソフト「ゼノブレイドX(クロス)」新情報まとめ

おことわりこの記事は「Nintendo Treehouse Live @ E3 2014」で公開された「ゼノブレイドX(クロス)」に関するデモプレイ映像から判明した情報に、一ゼノブレイドファンとして、期待や予想を加味した記事となっております。本記事の情報は製品版とは異なる可能性があります。正式な情報についてはゼノブレイドX(クロス)公式サイトをご覧ください。

ゼノブレイドX

E3 2013にてWii U向けにモノリスソフトが「完全新作」を制作中であることを明らかにしてから1年。その続報を首を長くしていて待っていましたが、詳報がE3 2014で明らかになりました。そう、あの「ゼノブレイド」の続編です。

ゼノブレイド

「ゼノブレイド」といえば当サイトでも何本もレビュー記事を書き、「私がプレイしてきたRPG史上最高傑作」と評価したモノリスソフト制作、任天堂発売のWii用ゲームソフトです。そのおもしろさについては過去に投稿したレビュー記事を参照して頂くとして、今回はE3 2014にて初めて発表された正式タイトルとそのデモプレイを見て感じたことをお伝えしていきたいと思います。

正式タイトルは「ゼノブレイドX(クロス)」、発売時期は2015年に延期

XenobladeX ロゴ

© Nintendo / MONOLITHSOFT

E3 2014までは「X」と最後に表示されるプロモーションビデオと数点のスクリーンショットが公開されているのみだった「モノリスソフト完全新作」ですが、E3 2014にて正式タイトルが「ゼノブレイドX(クロス)」であることが発表されました。また、E3 2013では「2014年発売予定」となっていましたが、E3 2014では「2015年発売予定」と1年延期になっています。

Nintendo Treehouse Liveにてデモプレイが公開される

ゼノブレイドX Treehouse Live


© Nintendo / MONOLITHSOFT

発表になったのはタイトルと発売時期ではありません。任天堂はE3内のイベント「Nintendo Treehouse Live」にて、冒頭40分のプロローグにあたる部分をデモプレイ[1]として公開しました。

正直なところ、正式タイトル発表とプロモーションビデオを視聴した時点では「これ本当にゼノブレイドの続編なの?」と思っていたのですが、このデモプレイを見て「あぁ、ゼノブレイドの正統進化版だ」と再考するととともに、本ソフトへの期待感が一気に高まった次第です。

この記事では、そのプレイ中のデモ映像をいくつかご紹介しますが、より詳しい情報をご覧になりたい方はぜひYouTubeの任天堂公式チャンネルで公開されているデモプレイ映像をご覧いただければと思います。

今作のストーリー

今作のストーリーは次の通り。

ゼノブレイドX Treehouse Live


© Nintendo / MONOLITHSOFT

西暦2054年 7月
地球は謎の異星文明同士の 戦闘に巻き込まれました
私たちの技術水準を遙かに超えた兵器による戦闘
その理由も知らされないまま 地球は蹂躙され 大地は焦土と化しました
事前に地球圏への戦闘の波及を察知していた 統合政府は 地球種汎移民計画 を発動
世界の主要都市からは数多の 恒星間移民船が飛び立ちました
45億年の間 生命を育んでくれた故郷からの脱出
ですが 移民船の多くは重力圏離脱の最中に 撃ち落とされ 無事脱出できた船はごく僅か
私たちの乗る 白鯨 はそのうちの一隻でした

via Nintendo Treehouse: Live @ E3 2014 — Day 1: Xenoblade Chronicles X – YouTube

ゼノブレイドX Treehouse Live


© Nintendo / MONOLITHSOFT

地球を後にし 放浪の旅に出て二年
地球圏での戦闘から幸運にも 生き残ることが出来た私達でしたが
ついに異星文明の追撃部隊に 見つかってしまったのです
軍の決死の応戦と 一人の英雄の活躍によって 追撃部隊は退けられましたが
激しい戦闘で白鯨の主機関も大破
航行能力を失った白鯨は 未知の惑星の重力に捉まり
船体を崩壊させながら墜落していきました

via Nintendo Treehouse: Live @ E3 2014 — Day 1: Xenoblade Chronicles X – YouTube

プレイヤーはその惑星に不時着した「地球人類最後の生き残り」という設定になっています。

プレイヤーの性別・氏名が設定可能に

ゼノブレイドX Treehouse Live

© Nintendo / MONOLITHSOFT

前作「ゼノブレイド」との違いが、主人公の性別や…

ゼノブレイドX Treehouse Live

© Nintendo / MONOLITHSOFT

名前を自由に設定できるようになった点。

ゼノブレイドX Treehouse Live

© Nintendo / MONOLITHSOFT

そのカスタマイズ要素は外見だけでなく、声優も選択可能となっています。今回のプレイでは「浅沼晋太郎」[2]を選択しています。

メニュー

© Nintendo/MONOLITHSOFT

浅沼晋太郎といえば、前作「ゼノブレイド」の主人公シュルクの声優と同じです。実際、今回のデモでも「負けないよ、俺たちは!」といった主人公のセリフを聞くことが出来ますが、目を閉じて聞けばシュルクの声と全く同じことに気がつきます。

エルマとの出会い、チュートリアルのはじまり

ゼノブレイドX Treehouse Live

© Nintendo / MONOLITHSOFT

プレイヤーは脱出用シェルター「ライフポッド」から「エルマ」と名乗る女性によって助け出されるところから始まります。今回のデモプレイはライフポッドから白鯨の生活空間「ニューロスアンゼルス」を目指すまでのチュートリアル部分となります。

ムービーはリアルタイムレンダリングを採用

ゼノブレイドX Treehouse Live

© Nintendo / MONOLITHSOFT

前作「ゼノブレイド」はプレイ中に挿入されるムービーが現在の装備によって変わる「リアルタイムレンダリング」を採用していましたが、今作も同じようです。ただ、解像度はWiiの480pからWii Uの(おそらく)720pに向上しており、その美しさは前作の比ではありません。

広大かつシームレスなフィールド

ゼノブレイドX Treehouse Live

© Nintendo / MONOLITHSOFT

プレイは「原初の荒野」というフィールドから始まります。前作同様、今作もフィールド間のロードは一切ありません。フィールドとフィールドをシームレスにつないでいます。そして広い。

プレイ開始後数分で最初の目的地であるニューロスアンゼルスが見える地点に到達できますが、40分のデモプレイの大半をニューロスアンゼルスを目指すことに費やしていることからも、そのフィールドが広大さがうかがえます。

戦闘はゼノブレイドを踏襲、キズナアクションも

ゼノブレイドX Treehouse Live

© Nintendo / MONOLITHSOFT

戦闘システムはゼノブレイドを踏襲しています。抜刀コマンドで戦闘開始、エルマはAIによる自動攻撃となります。主人公も特にコマンドを入力しない場合は初期装備の「ライフル」によって自動的に敵を攻撃するようです。前作にあった「視覚」「聴覚」に反応する敵は今作も存在しており、それ以外の敵とはこちらから攻撃しない限り[3]、戦闘には入らないようです。

ゼノブレイドX Treehouse Live

© Nintendo / MONOLITHSOFT

攻撃中にランダムに表示される「キズナアクション[4]」も健在であることがわかります。

ゼノブレイドX Treehouse Live

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また、今作では敵に「部位破壊」が可能であることも判明しています。特定の部分に攻撃がヒットすることでエルマが「格闘アーツで畳み掛けて!」と発言することから、戦闘を優位に進めるためには特定の部位を集中的に攻撃して破壊をすることが求められそうです。

ゼノブレイドX Treehouse Live

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戦闘終了後はHPが自動回復する点もゼノブレイドと同様。常時「回復アイテムを持っていなければならない」といった心配は今作でも無用です。

決まると敵の攻撃が止まる「崩し」「転倒」も存在

ゼノブレイドX Treehouse Live

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前作「ゼノブレイド」ではいわゆる「ハメ技」として有効だった「崩し」「転倒」は今作も存在[5]しています。いきなり「転倒」させることはできず、まずは「崩し」てからというのも同じ。ただ、今作では「転倒」ではなく「転倒I」と読めるため、崩しや転倒にもレベルによって効果継続時間が異なるのかもしれません。仮にそうだとすれば、ゼノブレイドにはなかった新要素となります。

仲間に命令を出す「バトルメニュー」では新要素「ドール」に関するものも

ゼノブレイドX Treehouse Live

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前作「ゼノブレイド」にはない今作の大きな特徴が巨大なロボット「ドール」に乗ってフィールドを移動したり、戦闘を行うことが出来る点です。今回のデモではドールは登場しませんでしたが、ドールに関する操作も「バトルメニュー」から行うことが出来そうです。

ゼノブレイドで仲間に命令を出す場合は「各自判断」「集中攻撃」「集合」の3種類しかありませんでしたが、今作ではキャラクター別[6]に10種類の指示が可能になりそうです。その中には「ドールに乗れ」といったものも。主人公だけでなく、仲間もドールを使い戦闘に参加することが可能のようです。

初見では倒せない敵が(今回も)序盤フィールドにいる

ゼノブレイドX Treehouse Live

© Nintendo / MONOLITHSOFT

前作「ゼノブレイド」では、主人公がスタートしたフィールド「コロニー9」の探索で、初見では絶対に倒せない(Lv.差が10以上ある)敵に出会うことが出来、度肝を抜かれたことがあります。今作でもスタートして程なく発見するフィールド「ピアーノ湖」にてLv.45の敵「アダマン・ミレザウロ」に出会うことが出来ます。しかも主人公の何十倍もあろうかという巨大さ。このような巨大な敵との遭遇は、初めてガウル平原でLv.70台のユニークモンスターに出会った時を彷彿とさせます。

メインメニューは下部から右側へ変更、Miiverseとの連携をうかがわせる「ソーシャル」メニューも

ゼノブレイドX Treehouse Live

© Nintendo / MONOLITHSOFT

前作ではアイコン表記だったメニューは、表示位置が下部から右側へ変更となっています。また、前作にはなかった「ソーシャル」という項目も見て取れます。おそらく、Miiverseとの連携が可能になるのでしょう。

前作での通貨単位は「G」でしたが、メニュー画面を見る限り、通貨単位は(まだ)無いようです。

能力値がいくつか追加に

今作のステータス画面では次の能力値が確認できます。

ゼノブレイドX Treehouse Live

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  • INNER
  • CLASS
  • HP
  • TP
  • 格闘攻撃力
  • 射撃攻撃力
  • 格闘命中
  • 射撃命中
  • 防御力
  • 回避力
  • 潜在力
  • 物理耐性
  • ビーム耐性
  • エーテル耐性
  • ヒート耐性
  • ボルト耐性
  • 重力耐性

このうち、「潜在力」や「重力耐性」といった能力値は前作「ゼノブレイド」にはなかった新しい能力値です。また、「エーテル」という単語が出ていることから物理以外の属性があることもうかがえます。

画面下にはまだ絶賛開発中であることをうかがわせる「dummy」といった文字列も確認できます。ここには何の説明が入るのでしょうか。

ドリフターの武器は「ライフル」と「ナイフ」の2種類装備

ゼノブレイドX Treehouse Live

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初期装備の武器はサクラバ重工製「プロトアサルト」と「プロトナイフ」の2種類。属性はどちらも「物理」となっています。今作では「クラスチェンジ」というシステムが新要素として追加されています。主人公の現在のクラス「ドリフター」では銃とナイフの二刀流となっていますが、エルマはナイフを使用していない所を見る限り、別のクラスであることがうかがえます。

チェンジ可能なクラスは3→6種類

ゼノブレイドX Treehouse Live

© Nintendo / MONOLITHSOFT

そのクラスチェンジですが、開発中の画面を見る限り、樹形図的に分岐しており、現時点で6種類確認できます。まずはドリフターから3種類に分岐し、そこからさらに2つのクラスがあるようです。アイコンには鍵マークが付いており、レベルとともにチェンジできるクラスも解放される仕組みのようです。

アーツではシュルクの「スリットエッジ」も

ゼノブレイドX Treehouse Live

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前作「ゼノブレイド」にあたる攻撃の組み合わせ「アーツ」は今作にも引き継がれています。装備できるスロットに当たる「アーツバレット」の数は前作同様「8」となっているようです。デモではセットされませんでしたが、アーツの中には前作の主人公シュルクがLv.3で取得する「スリットエッジ」も。もしかしたら今作の主人公も「モナド」との繋がりがあるのかもしれません。

ニューロスアンゼルスに到着し、デモプレイは終了

ゼノブレイドX Treehouse Live

© Nintendo / MONOLITHSOFT

数回にわたる戦闘と、何本かのムービーを経て、主人公は無事に白鯨の生活空間「ニューロスアンゼルス」に到着したところでデモプレイは終了。途中のムービーを何度かスキップして40分のデモですので、飛ばさずに見たとすると1時間は掛かるのではないでしょうか。まだまだチュートリアル部分で1時間と言うことは、総プレイ時間はゼノブレイド並みかそれ以上になりそうですね。

プロモーションビデオでは前作「ゼノブレイド」要素も

ゼノブレイドX Treehouse Live

© Nintendo / MONOLITHSOFT

デモプレイでは登場しませんでしたが、同日公開されたプロモーションビデオには前作のキーとなる武器「モナド」のアクセサリーを身につけた女性や、主人公の味方種族の一つ「ノポン族」が登場しています。タイトルがゼノブレイドX(クロス)ということもあり、前作の要素が交差するストーリーになることは間違いなさそうです。

今のうちにWii Uの準備を!可能であれば「ゼノブレイド」もプレイするとオススメ

正式タイトルが発表になり、あとは発売を待つのみとなりました。繰り返しになりますが、ゲームシステムとしてはおおむね前作「ゼノブレイド」を踏襲しており、何らかのストーリー的つながりも予想されますので、今作が気になる方は今のうちに「ゼノブレイド」をプレイすることをオススメします。

商品画像

Wii用ソフトですが、Wii Uでももちろんプレイが可能です。Wii Uでは「マリオカート8」や「ピクミン3」など、魅力的なタイトルがそろっていますので、これを機会に発売前に是非ハードもそろえておくと良いかと思います。

商品画像

  1. 米国版のタイトルは「Xenoblade ChroniclesX」のため、タイトル画面等は米国仕様。それ以外のゲーム内容は日本語のまま [back]
  2. 開発中画面では「王道 cv.浅沼晋太郎」と表示。穏やかじゃない王道ですね [back]
  3. か、ユニークモンスターもしくは強制イベントによる戦闘以外 [back]
  4. タイミング良くBボタンを押すことで、仲間との絆が深まり戦闘を優位に進めることが出来るシステム [back]
  5. ゼノブレイドには存在した「気絶」が今作にもあるかは不明 [back]
  6. ZR・ZLの切り替えメニューに「パーティ全体」との文字列があることから、個別指示も可能だと予想 [back]
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